沖縄に移住して感じたことやわかったこと全て教えます。
沖縄は、海も綺麗で沖縄料理も美味しくて人も温かそうで、とても魅力がある場所ですよね。
将来は沖縄でのんびり暮らしたいとか、あんな綺麗な海やリゾートでゆっくり過ごしたいとか、沖縄移住を夢見ていたり考えている人も少なくないはずです。
理想や夢は膨らむばかりですが、でも理想と現実は少し違ってくるもの。
そこで、実際に沖縄に移住した経験から感じたことや、わかったことなどを書いていきたいと思います。
沖縄移住を考えているあなたへ
みなさんが思い描いている通り、沖縄は日本屈指のリゾート地であり海や自然が綺麗で、のんびりと時間が過ぎているといった感じです。
そこは誰もがイメージできる沖縄であり、沖縄の良いところだと思います。
素敵な景色、人の温かさや自然の素晴らしさなど、感動することも多いです。
沖縄ならではの文化や考え方なども、驚くことやびっくりすることはあっても、それもとてもおもしろいですし、特に東京や都会の人からすれば日々の慌ただしく過ぎる時間やストレスなどがなく居心地もいいかもしれません。
ですが、「沖縄=住んでみたいところ」と思っている人が多いかと思いますが、それは良いところしか見えていないからといった事実もあります。
確かに
【海が綺麗で暖かくてリゾート地でのんびりしていてノーストレスでとにかく楽しい】
これだけなら、誰でも住みたくなりますよね。
まさに天国のような場所。
でも、そんな良いとこだけの場所なんてどこにもないと思います。
どんなに素敵な場所でも、良い点と悪い点は必ずあります。
憧れて東京に上京した人だって、実際に住んでみるとあれほど憧れだった東京でさえ悪い点や嫌なところが必ず見つかるものです。
沖縄も住んだことがない人からすれば、良いイメージしかないかもしれませんが、実際は悪い点もあります。
始めに言っておきますが、今回のブログ記事は沖縄を決して否定しているわけでも批判しているわけでもありません。
沖縄は本当に素敵な場所です。
ですが、憧れだけで住んで後悔があっては悲しいので、その前に知っておいた方がいい沖縄の良くない点をあえて伝えていこうと思います。
沖縄はけっこう暇?!
「沖縄はのんびりしていて時間に追われていなくていいなぁー。」
こんな風に思っている人も多いと思います。
でも、のんびりしていて時間に追われていないという事は、逆に言えばつまり『暇』ということにもなります。
移住して始めの方は、そののんびり感やゆったり感が非常に居心地が良く、これまでのストレスなんかもなくなり、人間らしい生活と思えたり充実感に満ちたりするかもしれません。
暇があれば何時間でも海を眺めることができたり、知らない土地なので当てもなく散策をしたり、それはもう楽しくて充実な生活ができるでしょう。
しかし、それは始めの方だけです。
人間はどうしても慣れたり飽きてしまう生き物です。
いつまでも海を長時間眺めることはしなくなってくるでしょう。
ある程度わかってくれば、いつまでも当てもなく散策なんてしなくなってくるでしょう。
それは、新鮮さがなくなりその綺麗な海さえも慣れてしまうからです。
感動や発見があった知らない場所は、もう知っている普通の場所になってしまったからです。
さて、そうなると普段の生活はどうなってしまうでしょうか?
特に行くところがない。暇。。
このようになるのです。
さらに、移住したのですからお友達や知り合いも少ないです。
元々知っていた沖縄の知り合いや職場で知り合う人などはいるでしょうが、移住する前の環境と比べたら当たり前ですがかなり少ないはずです。
もしかすると、ほとんどいないといった状況もあり得ます。
僕自身も沖縄に知り合いはほとんどいなかったし、僕の周りの沖縄に移住した人たちも始めはみんなほとんどいなかったみたいです。
知り合いは少しいても、友達と呼べる人はいなかったり、気軽に相談など出来る人は一人もいないという事だって十分あり得ます。
むしろ、移住する人はそういう人ばかりだと思います。
そこから仕事などを通じてお友達が新たに出来たりするものでしょうから。
こうなると日々の生活はますます暇が増します。
飲みに行きたくても、遊びに行きたくても、一緒に飲みに行く人も遊びに行く人もいない。。
一人でなんでもどこでも行けるハートの持ち主なら大丈夫ですが、そうではない人もきっと多いと思います。
そうなると、せっかく憧れで移住した沖縄がだんだんとつまらなくなってしまいます。
沖縄移住で暇にならない為の対策
- 沖縄に移住する前に、知り合いや友達などの人脈を作っておく
- 一人で色々と行ける行動力をつけておく
- 沖縄で何をしたいかビジョンや計画を考えておく
渋滞がすごい!時間には余裕を
沖縄は渋滞がすごいです。
旅行などで行ったことがある人なら知っている人もいるかと思いますが、特に国道58号線の渋滞がひどいです。
国道58号線は沖縄本島のメインストリートとなる大通りで、沖縄を南北に貫きます。
どこに行くにしても、この国道58号線を使わないなんてことはないぐらい、頻繁に使います。
そして、沖縄には他にこれほどまでの主要道路がありません。
もちろん他の道や他の国道もありますが、やはりどこに行くにもこの国道58号線が便利だったり近かったりと、沖縄に住んでいたら国道58号線を避けては通れません。
つまり、みんなが使うので渋滞も必然的に起こります。
そして沖縄は車社会です。
電車は空港~首里路線しか走っていない「ゆいレール」というモノレールだけです。
みんなが移動手段として車やバイクを持っています。
電車がないのでその分バスも多いです。
さらに、沖縄は日本屈指の観光地なので観光客の数もとても多いので、その分レンタカーも多いです。(電車が充実していないので観光客はほとんどレンタカーを借ります)
バスやレンタカーも渋滞を招く原因の一つかもしれませんが、とにかく道路がすごく多いわけではないのに車が多いので、渋滞ラッシュの時間帯は車が全然動きません。
行きは数十分で行けても帰りは帰宅ラッシュで一時間以上かかるなんてことは当たり前のようにあります。
国道58号線以外にも、場所によって渋滞がひどいところはありますがそれは省略します。
渋滞で気をつけるべきポイント
- 渋滞を予想して時間には余裕を持って行動しよう
- 渋滞でもイライラしない。普段の光景と思い諦めよう
移住する前に知っておいた方がいい沖縄金銭事情
それまでの金銭感覚のままでは危険かも?!
沖縄は平均的に低所得です。
移住してどんな仕事をするかにもよりますが、移住する前と同じ金銭感覚では苦しむことになる可能性もあります。
人は、生活レベルを落としたり金銭感覚を低くするのにとてもストレスを感じてしまう生き物です。
出来ることなら生活レベルや金銭感覚を落としたくないでしょうが、「働いてもたったこれだけの給料?!」となるかもしれません。
贅沢はしないとしても、それでも生活レベルや金銭感覚を落とすのはなかなか出来ないもの。
人にはこだわりなどがあって、それを変えるのは大変だからです。
「これまでこうやってきた」とか、「こういう時はこれを買ってた」とか、「これじゃないとダメ」とか。
そうなると、貯金を切り崩しながら沖縄で生活を続ける。
こういった人も実際いました。
でも、こんなのはいつまでも続きません。
保険として貯めておいた貯金もその内少なくなっていき、遂に焦り出すといった結末です。
さらに、選ばなければ仕事もありますが都会と比べるとやはり仕事は少ないです。
プライドが邪魔をして仕事がなかなか見つからない、収入が少ないからアルバイトをしなくちゃいけないけどなかなかいいアルバイトがない。
こういったケースも十分あります。
ですので、金銭感覚やプライドは、変化を恐れず柔軟に対応できるようにしておいて損はないと思います。
休日もお金を使わなくても楽しめることを見つけたり、沖縄はユニオンというスーパーが安いのでユニオンで買い物をしたり、スーパーのタイムセールで半額商品を買ったり、工夫次第で出費などは抑えられます。
金銭面で気をつけるポイント
- 変なプライドなど持たずに、臨機応変にできる柔軟さを身につける
- 寮がある仕事やまかないがある仕事を見つけて出費を減らそう
- ユニオンという安いスーパーやタイムセールなどを使って食費を抑えよう
沖縄移住して低所得で困る人の特徴と、そうならない為の対策
これは先ほど書いた内容とも似ていますが、沖縄は平均的に低所得で給料は安いです。
そこで、憧れで沖縄に移住したのはいいものの、お金に困って苦しむ前に知っておいてほしいことをお伝えしたいと思います。
これはあくまで僕自身の目線ですので一概には言えませんが、実際に移住をした経験から感じたことや思ったことを元に、移住をしたいけどしたことはない人の参考に少しでもなればと思っています。
沖縄に移住して低所得で困る人の特徴
- あてもなく沖縄で何をするのかも決めずに憧れだけで移住する人
- 労働所得しか収入を得る方法がないのに、のんびりしたい、ゆっくりしたいとダラダラしてしまう人
あてもなく沖縄で何をするのかも決めずに憧れだけで移住する人
こういった人は、たぶんお金で困るかその他仕事面などで困ることが多いでしょう。
ただ、迷っているなら何もしないより行動!行動に勝るものはないと思うので、その行動力はとても素晴らしいものです。
その行動力があれば、たぶん移住をして低所得や仕事に困っても行動を起こしてどうにかできるでしょう。
でも、移住を考えている状態でまだ移住をしていないのでしたら、憧れや現実逃避だけではなく『沖縄でどんなことがしたいのか』や、『沖縄でどんな仕事をしたいのか』などを今の内から考えておくに越したことはありません。
労働所得しか収入を得る方法がないのに、のんびりしたい、ゆっくりしたいとダラダラしてしまう人
こういった人も、移住をしてお金に困ることになると思います。
働きに行って働いた分のお給料をもらうというのが一般的なお金を稼ぐ方法だと思います。
これが労働所得です。
しかし、憧れだったのんびりゆったりしたライフを沖縄で送ってダラダラしてしまい、なかなか働けない、働かない。
労働所得しか収入を得る方法がないのに、こんなことをしていては、貯金は減る一方ですよね。
だって働きに行かないとお金を稼げないんですから。
低所得で困らないようにする為の対策
そこで、移住して低所得やお金に困らない人になる為にはどうしたらいいか。
僕が思うには、沖縄移住を考えている場合は、貯金を貯めるよりも不労所得を得るかビジネスオーナーになるのがベストだと思います。
貯金もある程度必要ですが、不労所得を得たりビジネスオーナーになって労働所得以外の所得を得られるようになれば、沖縄で憧れだったのんびりゆったりした生活や、マリンスポーツなど趣味に没頭した生活などを送ることが容易になります。
お金がないけど働く場所がなかったり、働いても低所得で支払いに追われたりお金に困るとなると、沖縄を十分に楽しむことが出来なくなるどころか沖縄が楽しくなくなってしまうかもしれません。
金銭面と気持ちにも余裕があれば、沖縄移住を思いっきり楽しむことが出来るでしょう。
勿論、移住してからたくさん頑張って働いてたくさん稼ぐことも出来るとは思います。
しかし、移住する前からそういったことも考えて、ビジネスや仕事などについて考えたり行動していた方がより沖縄移住を満喫することが出来るかもしれませんね。
低所得で困らないようにする為のポイント
- 貯金よりも不労所得を得るかビジネスオーナーになるべし
- 移住をする前からビジネスや仕事について考えて動くべし
さいごに
いかがでしたか?
沖縄移住は憧れる人も多く、実際に移住をする人も多い中で、理想と現実のギャップというものもあります。
それは、実際に移住をして沖縄に住んだ人にしか分からないものだと思います。
そして、沖縄は今後も増えていくであろう観光客や旅行者。
観光ビジネスによって潤っていますが、沖縄県民は低所得。
それでもやっていけるのもまた沖縄です。
沖縄には魅力もたくさんあり、移住をして沖縄から離れられないほど充実している人もたくさんいます。
沖縄移住を考えている人や、沖縄についてまだ知らなかったことなどがあれば、少しでも参考になればと思います。
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