美術館に高いお金を払うのはちょっと待って?!
ニューヨークといえば美術館や博物館が有名ですよね。
世界的に有名な美術館がたくさんあり、ニューヨークに行ったらアートや芸術の世界に触れたいものです。
でも、ここも行きたい、あそこも行きたい、あそこだって行きたい!
たくさん行きたいけどその分お金が掛かってしまうのは大変。。
そこで今回は、ニューヨークの美術館をとってもお得に行く方法をご紹介します。
ニューヨークの美術館をとってもお得に行く
ニューヨークに行く目的の一つに、美術館巡りを考える人も多いのではないでしょうか?
世界的にもこれほどたくさんの有名な美術館が多いのもニューヨークならではです。
美術館の通常入場料は20~30ドルほどですが、各美術館には無料で入れる日や入場料が任意な美術館・博物館があるんです。
入場料はドネーション(donation)と言われ、「寄付」という事です。
入場料が任意なんて、日本にはないような文化ですよね(笑)
さすがアメリカです。
ドネーションまたは無料で入れるニューヨークの美術館
1.メトロポリタン美術館 (The Metropolitan Museum of Art)
ニューヨークの美術館といえばここ!
ニューヨーカーにはMet(メット)の愛称で親しまれている美術館で、海外映画や海外ドラマなどでもよく出てくる程超有名なので、ニューヨークでは外せない観光スポットの一つです。
また、世界3大美術館の一つで世界最大規模の美術館です。
来館者数でも、フランスのルーブル美術館についで世界で2番目と言われています。
ゴッホ、モネ、ピカソなど、世界的に有名な作品が多数並び、じっくり見ていると丸一日かけても全て見るのは難しいと言われるほど大きな美術館です。
こちらの入場料は大人25ドルと記載されていますが、実は入場料の設定はなく「Recommended」と書かれています。
つまり推奨価格で値段は任意料金でいいということです。
ですので、実際いくらでもいいというわけです。
ただ、0ドルというわけにはいかないので、最低1ドルは払いましょう。
僕が行った時は受付の人から「1ドル」って言われました。
2.アメリカ自然史博物館
こちらのアメリカ自然博物館も、博物館として世界最大規模を誇っていてとても広くて大きいです。
また、セントラルパークの東側(アッパーイースト)がメトロポリタン美術館、西側(アッパーウエスト)が自然史博物館という場所なので、メトロポリタン美術館からも近くて行きやすいです。
映画「ナイトミュージアム」の舞台となっているので知っている人も多いかと思いますが、こちらもメトロポリタン美術館同様、任意価格のドネーションです。
こちらも僕は1ドルで入りました。
3.ニューヨーク近代美術館(MoMA)
モダンアートと言えば、ここ!!
アンディ・ウォーホルは勿論のこと、モネ、ピカソ、ゴッホなどの有名な作品もあり、MoMAもニューヨークを代表する美術館の一つです。
入場料は通常25ドルですが、なんと毎週金曜日の16時〜20時まで無料なんです!
あのお馴染みユニクロとコラボをして、「ユニクロ・フリー・フライデーナイト」という事で、金曜日の夕方だけです。
無料なだけあって普段より混みますが、無料というのは魅力的ですよね。
僕が行った時は並ばずに意外にもすっと入れました。
4.MoMA PS1
ニューヨークにあるもう一つのMoMAと言われているPS1(ピーエスワン)はご存知でしょうか?
こちらのMoMAはニューヨーク近代美術館(MoMA)の分館なので、それほど知名度はないものの、「コンテンポラリー・アート=現代美術」の展示を行い、若手アーティストの作品を取り上げ支援している美術館となっていて、面白い美術館となっています。
マンハッタンの隣にあるクイーンズのロング・アイランド・シティにありますが、ロング・アイランド・シティはクイーンズのマンハッタン側の一番端。
つまりマンハッタンからとても近くてすぐ行ける距離です。
ちなみにこちらの「MoMA PS1」は、大人10ドルと書かれていますがこちらもドネーションの任意価格です。
さらにMoMAのチケットを持っていれば、30日以内であれば入場無料です。
5.ブルックリン美術館
こちらはプロスペクトパークすぐ横にあるブルックリン最大の美術館です。
また、ニューヨークで2番目に大きな美術館で、全米で最古の美術館のうちの一つとしても有名です。
150万点にも及ぶ作品が展示されており、エジプト・コレクションから近代美術まで数多く取り揃えています。
さらには、日本の浮世絵コレクションも楽しむことができるので、私たち日本人にとっては親近感が沸くと同時に、「世界で評価されている日本」を客観的に見る事もできますね。
こちらのブルックリン美術館は推奨料金が大人16ドルなのでドネーションの任意価格として払うことが出来ますが、毎月第一土曜日の17時〜23時までは入館無料となります。
6.グッゲンハイム美術館
グッゲンハイム美術館は、アート・デザイン好きなら絶対に抑えておきたいミュージアムの一つです。
建築家フランク・ロイド・ライトによる設計であるゲッゲンハイム美術館は建築が有名で、グッゲンハイム美術館それ自体が20世紀建築の代表作品といわれています。
メトロポリタン美術館・MoMA・ホイットニー美術館と同様に、ニューヨークで有名な美術館の1つです。
通常料金は22ドルと書かれていますが、毎週土曜日の17:45〜19:45まではドネーションの任意価格になります。
7.ホイットニー美術館
アメリカンアート専門美術館といえばホイットニー美術館。
アッパーイーストサイドからチェルシーのミートパッキングディストリクトに去年移転して、ハイラインやチェルシーマーケットのすぐ近くという事で、話題のスポットとなっています。
また、注目のルーフトップからは、ハドソン川やハイラインやワールドトレードセンターなどニューヨークの絶景が楽しめます。
通常料金は大人22ドルですが、毎週金曜日の18時〜21時はドネーションの任意価格になります。
その他無料や任意料金の美術館
・ニューミュージアム 毎週木曜日 19:00-21:00 無料
・アメリカ民芸博物館 毎週金曜日 17:30-19:30 無料
・アジアソサエティ・美術館 毎週金曜日 18:00-21:00 無料
・ジャパン・ソサエティ 毎週金曜日 18:00-21:00 無料
・モーガン・ライブラリー 毎週金曜日 19:00-21:00 無料
・ジューイッシュ美術館 毎週土曜日 11:00-17:45 無料
・スタテンアイランドミュージアム 金額は推奨額。毎週火曜日 12:00-14:00は入場無料
・スタジオ・ミュージアム・イン・ハーレム 金額は推奨額。毎週日曜日は入場無料
・9/11メモリアル・ミュージアム 火曜日の午後5時以降は無料
・チルドレンズ・ミュージアム・オブ・マンハッタン 毎月第一金曜日は無料
・ノグチ美術館 毎月第1金曜日は任意料金
さいごに
ニューヨークにはこのように入場無料や任意料金で入場できるところがたくさんあります。
せっかく訪れたニューヨーク。アートや芸術をお得にたくさん堪能してください。
また、任意料金であるドネーションは「寄付」という意味ですので、勿論多く払っても構いません。
その美術館を応援するという意味や、楽しい時間を過ごせたという感謝の意味を込めて、各々の気持ち分払うといいでしょう。
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